『Yuichi Higashionna Flowers』

 
 
【書  名】Yuichi Hgashionna Flowers
【著  者】東恩納裕一
【テキスト】中山真理
【造本設計】伊丹友広(イットイズデザイン)?【編  集】原田環
【企  画】カワイイファクトリー
【発  行】トゥルーリング?A5変型 タテ205×ヨコ155mm, 54ページ(袋とじ), 片観音開き1ページ, カラー, 25作品収録,
クロス装、レースリボン製しおり、英語 日本語冊子(活版印刷)限定350部 作家サイン入り 定価 13,000円(税別) 2009年11月発売
 
 
トゥルーリングの記念すべき第1冊目の本。
現代アーティスト、東恩納裕一による花をモチーフとしたスプレーペインティングおよび版画作品とそこからインスピレーションを得た8つのエッセイからなるアートブックです。
か つてウィリアム・モリスが語った「美しい書物」とは何か、その今世紀的なあり方とは何かを問い、書物を知の住まい、美の衣、情報の器としてとらえ、書物の 未来を追究しながら完成させました。本書は、カワイイファクトリーが企画・編集・執筆はもとより、造本・装幀・印刷から製本、発行にいたる本づくりの全プ ロセスを作家やデザイナー、職人、協力者とともに議論を尽くして行ないました。
袋とじ製本の中側には、作品のディティールが印刷され、フランスの本のようにペーパーナイフで切り開くと、左右のページがきちんとつながるように配置されています。
また、原文となる日本は別冊にして、全文を活版で印刷しています。

エッセイ目次: 春の夜の夢/霧の中の花/ホンコンフラワーの記憶/チューリップ狂時代/星の王子様が打ち明けたこと/モリニエ好み /幽霊を探して

【著者紹介】ひがしおんな ゆういち
東京生まれ。多摩美術大学絵画科油画卒業。1990年代から美術作家としての活動を開始。代表作として、蛍光灯によるシャンデリアシリーズ、造花やチェーンをスプレーペイントで型取ったFL (Flower)シリーズなどがある。近年の主な個展にFluorescent Marianne Boesky Gallery (ニューヨーク2011年)、「Venice / Tokyo Venice Projects (ヴェニス2010年)、Yumiko Chiba Associates Viewing Room Shinjuku (東京2010年)、また主なグループ展に、「The Masked Portrait Part I & II」Marianne Boesky Gallery (ニューヨーク2011・2008年)、「Glasstress 2011」ヴェネチア・ビエンナーレ(ヴェニス2011年)、「The New Décor」Hayward Gallery (ロンドン2010年)など。 ※活動歴は2011年までのものです。
 

 
本書の取り扱い場所
ナディッフ、Yumiko Chiba Associates、 ヴァンジ彫刻庭園美術館ミュージアムショップNOHARA、森岡書店
 

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